競馬における名馬の定義とは?
最強馬はどの馬なのか?

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名馬とは

競馬で言う名馬とは一体どういう馬なのでしょうか?
一般的にはやはり、最強と呼ばれた馬、G1を何勝もした強かった馬という事になるかと思います。
ディープインパクトは国内ではハーツクライに一度だけ負けましたが、国内で負けなしと言える程強かった名馬ですし、最強の名馬と呼ばれても、そこに異論はありません。
ただ、名馬というのはそれだけではないとも思っています。

ステイゴールドは、最後に出走した香港ヴァーズでG1初勝利をあげるまで、ずっとG1で善戦はするものの勝てませんでした。
いわゆる「シルバーコレクター」で惜しくも2着というレースが多く、なかなかG1を勝てない馬でした。
小柄な馬体で気性は激しく、コーナーを曲がらなかったり斜行したりと、その個性は独特なものがありました。
ただ、ステイゴールドは良血馬でもあり、その潜在能力の高さもあってか人気は着々と高まっていきました。
現在での4歳時には天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋を2着、有馬記念を3着と好走しても勝てない競馬が続きますが、人気はそれと共にあがっていったのです。
何度も良いレースをしながら勝ち切れないレースが続いた事で善戦ホースと呼ばれファンがついていったのです。 現在の6歳で5月に目黒記念を2年8ヶ月ぶりに勝利し、ステイゴールドの勝利にファンも大歓声をあげ、その人気の高さを感じさせました。
その年には重賞やG1を勝てなかったものの、現在の7歳となった翌年に日経新春杯、そして初の海外遠征となったドバイシーマクラシックにも勝ちます。
ドバイシーマクラシックは2002年にはG1に昇格しているのですが、ステイゴールドが参戦した2001年まではGⅡ競走ですが、多くのG1勝利馬が出走するレースで、レベルの高いレースであり、いよいよG1制覇できるかという期待も高まります。
しかし宝塚記念で4着、続く天皇賞・秋は7着、ジャパンカップ4着とG1での勝利がないまま日本国内でのレースは最後を迎えてしまいます。
そして陣営が最後のレースに選択したのが香港ヴァーズ、G1です。
国際レースでの評価は高く1番人気での出走、レースは中団を進み、そして鞍上の武豊の好騎乗もあって最後に差しきってハナ差での1着、引退レースにして初のG1制覇となります。
そして引退式の予定は無かったものの、ファンからの要望で引退式が行われ、種牡馬としての新たな道を歩みます。

名馬とは何か、それは最強馬と呼ばれる様な圧倒的な強さだけでなくどれだけファンに愛されたのか、そのドラマ性もまた名馬と呼んでも良い、一つの材料であるのではないか、そう感じるのです。

種牡馬として

名馬というのは競走成績やその馬の持つドラマが多く語られます。
しかしサラブレッドとしては、産駒を残すという事もまた名馬となれる一つの要因でもあると思います。
ステイゴールドは種牡馬となりましたが、最初は恵まれた環境にはおかれませんでした。
しかし、初年度産駒でG3マーメイドステークスをソリッドプラチナムが勝つと、翌年の産駒ではドリームジャーニーがG1の朝日杯FSを勝ち産駒G1勝利、そして宝塚記念と有馬記念のグランプリレースを勝利と産駒が結果を残します。
そしてそのドリームジャーニーの全兄弟(父も母も同じ)となるクラシック三冠馬のオルフェーヴルは凱旋門賞でも2年連続で2着、そしてG1を6勝したゴールドシップと産駒が次々に活躍していきます。
種牡馬としても成功を収めたステイゴールドですが、2015年2月5日に亡くなってしまいました。
私の中での名馬の1頭であるステイゴールド、これはあくまでも個人感での名馬です。
人それぞれに名馬の定義があり、それでいいと思います。
ただ、名馬を語る上で、こういう定義もありではないかと思いますし、サラブレッドという血が受け継がれていくという物語の中では、間違いなく主役の1頭であったと思います。


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